第18世住職 信受院釋暢麿(愛知暢麿) 七回忌法要
去る、2016年12月25日(日)に前住職の7回忌法要が勤まりました。
いつもは「法事をお願いします。」と言われ、執行させていただく側ですが、
寺族の法事は私たちが勤める側になります。
いつもは当たり前かのように法事を勤め上げていますが、
親族に案内したり、
食事を準備したり、
荘厳したり、
大変です。
大変な思いをしてまで行う法事。
檀家のみなさんも同じ思いでやっていただいていると思うと、私たちも大事に勤めさせていただかないといけないなと改めて感じました。
気づけば6年という月日が経ちました。
今尚、お檀家のみなさんとお参りの際に、様々な前住職の話を聞きます。
それぞれの出遇いがあり、私たち寺族も知らない顔が多々伺え、有り難いご縁をいただいています。
残された私たちは前住職が大切に磨き上げた西福寺をどうしていくのか、
足元を見失わないように歩んでいきたいと思います。
本願力にあひぬれば
むなしくすぐるひとぞなき
功徳の宝海みちみちて
煩悩の濁水へだてなし
(「天親讃」聖典四九〇頁)