2019年度春季永代経のご報告
2019年5月28日に春季永代経法要を勤めました。
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「なみだのつぶは、なむあみだぶつ」
昨年に引き続き渡邉元浄師をお迎えし、グリーフケア「大切な方を亡くした人が感じる悲歎(グリーフ)を、そのまま大切にすること(ケア)」をテーマとして執り行いました。
午後の法座では、初めに法要で緊張した身体と心を解きほぐすために、ヨガインストラクターの八田朝子さんから座ったまま無理せずできるヨガを指導していただきました。
特に「笑いヨガ」は人と人との関係を感じながら安心して心を解放できる場(空気)が創造され、結果として続く渡邉師によるグリーフワークがより深い分かち合いになったように感じました。
講師と参詣者が平座で輪になって行ったグリーフワークでは、亡き人に思い馳せ、その感情や思いを文字化してみんなで分かち合いました。 一人で抱え込んでいた思いがとても軽くなり、すっきりした気持ちになれたように感じました。閉会時間を大幅に過ぎてしまいましたが、もう少しこの空間に身を置いていたいようなそんな気持ちにさせる法座となりました。